輪島市について
輪島は石川県の能登半島の先端、日本海に突き出た部分にあります。本州の中ほどで、朝鮮半島に近い場所に位置していることから、古くから重要な貿易港として、また、韓国の仏教使節団の上陸地として利用されていた、多くの歴史に育まれた土地です。輪島市は輪島塗の拠点であるだけでなく、山と海の両方の自然の恩恵を受けています。新鮮な空気、綺麗な水、豊富な生鮮な食材に恵まれた能登には、今でも日本の古い生活様式が残っています。地元の方々は山菜や魚介類を採取し保存する方法など、世代を越えた生活の知恵を両親から受け継ぎ継承しています。能登の魚介類は他のどの地方にも負けません。日本海の冬の冷たく深い水は、季節の魚やカニなどの海の珍味をもたらしてくれます。
初春には雪の中から顔を出す最初の山菜を見つけ、うぐいすの鳴き声で本当の春の訪れを知ります。たくさんの野生のキノコが採れる秋は、ハイキング、釣り、キャンプ、空いた道路でのサイクリングに最適な気候です。海は透き通っていて、ほとんどの浜辺は人で混みあっていません。一年中、浜辺の散策と美しい夕日を楽しむことができます。海が荒れ狂う冬には、劇的な景色の中、「波の花」を見ることができます。魚は油がたっぷり乗った冬が特に美味しく、新年にはできたての美味しい日本酒を飲むことができます。天然の湧き水と美味しいお米のおかげで 能登半島全体に多数点在する酒蔵のうち、輪島には4つがあります。能登の豊かな歴史遺産のおかげで、年間を通して独特なお祭りが開催されていますが、それらの多くは能登地域でしか見ることができません。
ツアーと蒔絵体験講座
輪島塗と輪島の歴史についてもっと知りたい方のために、教育を目的とした方向けの人数限定の地元ツアーもご提供しています。ツアーの一環としての蒔絵の体験講座の受講も可能です(ツアーなしの体験講座のみの受講も可)。2時間の本格的な蒔絵体験で、作品は当日お持ち帰りいただけます。材料は全てこちらでご用意いたしますが、事前のご予約が必要となります。
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